【現在の私】
2021年12月、自宅からアパートに引っ越して、ガラリとネット環境が変わりました。
光回線はソフトバンク光からauひかりへ、VPNなどを利用していたAsusルーターを廃棄し、アパートで新たにUbuntuでWireguradサーバーを構築し、外から作業時、Wireguard通信上でやり取りしています。(SSH、Sambaやリモートデスクトップなど)。 現在の私のネット環境

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仕事やら何やらで忙しく、ホームページ更新がなかなかできず、悪しからずご了承下さい。。

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勘定科目編

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一括償却資産 : 機種変更の事務手数料 : 工具器具備品


本ページの趣旨 2018年10月、出たばかりの第3世代のiPad 12.9インチを予約して、12月20日頃、ソフトバンク店から入荷したとメールが届き、購入しました。大きさが違いますね。新しいiPadは思ったより重く、外でメールなどに使おうと思ったけど、無理なので、仕事専用に使う事にしました。さて10万円を超えるiPad Proは消耗品?

▼消耗品費と固定資産

1. 一括償却資産

購入したばかりの第3世代のiPad Proの写真

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使い道は置いといて、ソフトバンク店と交渉して、iPad本体は次のように決まりました。月払いはソフトバンク店なら、どこもこんな感じです。

iPad Pro代金
実質負担金
3,000円/月
分割24回払いの場合
 機種代金(総額)   5,790円/月
(138,960円) 
 月月割(総額)   -2,790円/月
(-66,960円) 
分割払い:
頭金0円、支払回数24回、支払期間25ヵ月、実質年率0%

新しいiPad 12.9インチが10万円を超えるとは驚きました。10万円を超えても勘定科目「消耗品費」が使えるのか?疑問に思い、国税庁 消耗品費のHPを見るとこう書かれていました。

・帳簿、文房具、用紙、包装紙、ガソリンなどの消耗品購入費
・使用可能期間が1年未満か取得価額が10万円未満の什器備品の購入費
 取得価額が10万円未満であるかどうかは、税込経理方式又は税抜経理方式に応じ、その適用している方式により算定した金額によります。

10万円をはるかに超えているので、「固定資産」と言う事になります。固定資産は耐用年数が決められており、その耐用年数から年毎の償却率が分かります。また減価償却の計算方法には、定率法と定額法がありますが、個人事業の場合は、基本的に定額法で計算します。

(減価償却を定率法で計算する場合には、あらかじめ申請を出して許可をとる必要があります。)

減価償却費 = 取得価額 × 償却率 × (使用月数/12月) (取得価額 : 上記のiPadで言えば138,960円)

ではこのiPadの耐用年数は?とインターネットで調べると

バラバラで訳分かんない!

結局、10万円以上20万円未満は以下の2つの方法がある事が分かりました。

私は上の3年均等で償却できる「一括償却資産」を採用する事にしました。実際に減価償却として、1/3(46,320円)で償却しました。12月末に購入しても、この資産は12ヶ月分償却できるのです。

一括償却資産
償却費 残高
 購入時     138,960円 
 購入した年の決算   46,320円  92,640円 
 翌年の決算   46,320円  46,320円 
 翌々年の決算   46,320円  0円 

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